こんにちは
東京都世田谷の田園都市線・駒沢大学駅にある就労移行支援事業所グディのOです。
今回のブログは「構造化」について書きたいと思います。
初めてブログを書かせて頂いた際に放デイ(放課後等デイサービス)に勤務し、主に発達障害のお子さんの支援をしていたことを書いていますが、今回の「構造化」は私自身も放デイで活用していました。
「構造化」というと堅い印象を持つ方も多いと思いますが、いくつかある「構造化」事例の中から分かり易い事例を挙げてみたいと思います。
【物理的な構造化】
注意が散漫になる事を減らす為に物理的に環境を整える事と思って頂ければと思います。
例えば、特別支援学校の教室壁面の掲示物は必要最低限の物以外貼られていなかったり、目立たせたい物の掲示位置に工夫が見られます。また、机の向きを工夫したり、パーテーションで区切る事もあります。これらの事は視界に沢山の情報が入らないように環境を整えているからです。
放デイでも発達障害の一つであるADHDの特性に「注意欠陥」「多動」などがあるのですが、上に挙げた構造化は施していました。
「注意欠陥」は字のごとく注意力に欠け散漫になり易い傾向を表しており、「多動」は動きが多い、つまり落ち着きに欠ける事を表しているため、集中して、落ち着いて教室内で過ごせるように環境を整えていたのです。
今回の「物理的な構造化」は日常生活においても活用できるのではと思います。
皆さんが集中したいと思った時や、集中出来る空間を作る際にも活用出来ると思いますので参考にして頂けたらと思います。
※グディでは職を得る「就職」だけではなく、その後、働き続ける「就労」への支援をしております。お気軽にお問合せ下さいませ。