皆さん、こんにちは。就労移行支援事業所グディのIです。
さて皆様、九月も半ばに差し掛かってきましたね。皆さんは変わらずにお過ごしでしょうか?
そろそろ気温が下がって涼しくなる…かどうかはわかりませんが(笑)
しかし、雨が降る日が増えて室温調整や湿度調整が大変かと思います。
寝る時なんて、明日の活動に係りますからね。
注意したいところです。
ところで眠りの話題といえば、少し前に眠りの種類についてのブログを上げたことがあると思います。(まだ見ていないひとは→こちら)
この時に少し思ったのですが、「良い睡眠」ってどんなものなのでしょうか?
コツコツ調べてある程度まとまったので書いていきたいと思います。
それでは行ってみましょう!!
睡眠時間は長すぎても短すぎてもいけません。
一般の人約11万人を10年間追跡したJACC Studyでは、平日の睡眠時間が7時間程度の人がもっとも死亡率が低いという結果になりました。
また、睡眠時間が4時間未満や10時間以上など、極端に短かったり長かったりすると、死亡リスクが大きく高まってしまうという報告もなされています。
今回ご紹介した研究だけで断定することはできませんが、自分の睡眠時間が極端に短かったり長かったりする場合、一度睡眠時間の見直しを検討すると良いかもしれませんね。
日頃から自分の睡眠時間を意識するようにするといいでしょう。
ここで注意していただきたいことが一つ。
「普段は寝不足気味だけど休日にたくさん寝ているから問題ない」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、寝だめをしてもその後の睡眠不足に耐えられるとは限りません。
睡眠は「ためる」ことができるものではなく、たくさん眠ったからといってその後の睡眠不足に耐えられるということはないのです。日頃からしっかりと睡眠をとるための工夫が必要不可欠といえるでしょう。
7時間程度の睡眠時間を確保できてさえいれば大丈夫というわけではありません。
睡眠は「何時間寝たか」と同時に「どれだけ疲れをとれたか」という質に注目することも重要です。
いくら長い時間眠ったとしてもその睡眠が休養につながらなければ意味がないですよね。
それでは、心身の疲れが取ることのできる良質な睡眠とはどのような睡眠なのでしょうか?
専門家の間でも研究は進められているものの、実は良質な睡眠がどんなものかというはっきりとした答えは出ていません。
ただし、ぐっすり眠れている人の睡眠には「レム睡眠」という眠りと「ノンレム睡眠」という眠りが交互に現れているとされています。
では、理想的とされている睡眠におけるレム睡眠とノンレム睡眠のバランスはどのようになっているのでしょうか?
良く眠れている人の睡眠は、一気にノンレム睡眠の深い眠りから始まります。
就寝後1時間ほどたつと、だんだん眠りが浅くなってレム睡眠へと移行します。
そして、再びノンレム睡眠に移行して深い眠りに入った後、眠りが浅くなってレム睡眠に移行します。
このような約90分の周期が一晩に3~5回程度繰り返されます。
今はスマホアプリなどでも測定できるので調べてみるのもいいかもしれませんね。
さて、「良い睡眠」について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
「そんなこと言ったって自分が良い睡眠なのか分からないよ」という方もいると思います。
次回のブログでは皆さんが「良い睡眠」ができているかを紹介していきますね。
次回もお楽しみに!!!
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