3月2日(金)は、「竹の支柱でハンギングタワー」を製作して頂きました。
前回は、花籠をハンギングできるところまで進まなかったため、今回は、前回からの続き
の作業になります。
製作条件は、前回と同様、①チームで②竹の支柱を切らずに使用するというものです。
また、今回はチームメイトが1名増え、4人チームで取り組んで頂きました。
練習なので世田谷 就労支援移行事業所グディの室内のテーブルの上で作業をして頂きました。
すぐ下の写真は、前回から引き続き製作したもので、ブランコ型のハンギングタワーです。
きちんと花籠がハンギングされています。
利用者DMさんが、人差し指でハンギング箇所を確認し「よし、もういけそう!」との
掛声で花籠をハンギングしたら、写真の通りに出来上がりました。
実は、支援員の私は、「え?いけるの?!」と思っておりましたが、結果は写真の通り
でした。DMさん、さすがです。
また、今回は、ブランコ型を製作後、新たにもう一つ製作して頂きました。
もちろん、形は最初のもの(ブランコ型)と違うことが条件です。
タワー型での製作。こちらもきちんと花籠がハンギングされています。
利用者MTさんの感想
「一つ目も二つ目もみんなのアイデアで出来上がった。チームプレイが良かった。
みんなの呼吸があった。」
利用者UJさんの感想(初参加)
「ブランコ型では、安定感とバランスに苦労しました。タワー型では、支柱の結びが
難しかった。作業を進めて良い感じになって来たとき、できそうだなぁという
感覚にワクワクしました。一人一人のいいアイデアを活かして、足りない所を補い合う
というチームプレーが良い学習になりました。」
初めは緊張ぎみだった利用者の皆さんも、作業に取りかかるとそんなことさえ忘れて
製作に没頭されるようです。園芸プログラムでは、このように「緊張感を超えて行く
感覚」を持って頂くこともできそうです。
作業を通じて、自然とコミュニケーションが向上して行く感覚を実感して頂けたら幸いです。
文責/苔神女(こけしめ)