こんにちは
東京都世田谷の田園都市線・駒沢大学駅にある就労移行支援事業所グディのOです。
今回のブログは「パーソナルスペース」について書きたいと思います。
以前コミュニケーションに関連した内容でブログを書かせて頂いていますが、今回の「パーソナルスペース」もコミュニケーションに欠かせない項目です。
それでは想像して見て欲しいのですが、自分の近くに人が居たとします。その人があまりにも近くに居ると少しザワッとしませんか?
そうなんです、自分が程良く思う距離を保ってもらえないと、落ち着かなかったり、少し不快感すら感じる事があります。
特に身内など気心知れた相手でないとその感情を抱く事は多いと思います。
以下にアメリカの文化人類学者エドワード・T・ホールによる、パーソナルスペースの種類を挙げてみます。
【パーソナルスペースの種類】
・密接距離:家族・恋人などごく親しい人だけが許される距離
近接相(0~15cm)最も近い距離
遠方相(15~45cm)近い距離
・個体距離:親友・恋人・家族などと会話する時の距離
近接相(45~75cm)相手を信用している距離
遠方相(75~120cm)親密さを感じられる距離
・社会距離:見知らぬ相手や公的場面で会話する時の距離
近接相(1.2m~2.0m)見知らぬ相手や公的場面で会話する時に用いられる距離
遠方相(2.0m~3.5m)テーブル越し、ビジネス等の場面で用いられる距離
・公衆距離:公な場面で自分と相手との関係が公的な関係である時に用いられる距離
近接相(3.5m~7.0m)個人的ではなく公的な関係にある場合に取られる距離
遠方相(7.0m以上)地位のある人物と面会するような場合に取られる距離
以上のように人との距離感はコミュニケーションに於いてとても重要です。
皆さんもパーソナルスペースに意識して相手との距離を保つ行動をとって見て下さい。
※グディでは職を得る「就職」だけではなく、その後、働き続ける「就労」への支援をしております。お気軽にお問合せ下さいませ。