こんにちは!
駒沢大学駅から徒歩3分の場所にある就労移行支援事業所グディのAです。
日常生活の中で必ず目にする数字。
時にそれは特定の意味をもつことがあります。
たとえば、3という数字で何を思い浮かべるかというと?
ある人はカップラーメンができる時間。またある人はウルトラマンの活動限界。などなど様々だと思います。
私が最近目にした『52』という数字は、クジラにまつわるものです。
2021年の本屋大賞に選ばれた『52ヘルツのくじらたち』
何とも興味が湧くタイトルで書店で立ち止まってしまいました。
本の内容は大賞を取るくらいなのでとても読み応えがありそうなのですがクジラの話がメインではないようです。
ただそもそも52ヘルツのクジラとはどのような意味だろうと疑問に思い調べてみました。
クジラは特殊な鳴き声を発することで遠く離れた仲間たちとコミュニケーションをとることが出来るのですが、そのような鳴き声は「クジラの唄」と呼ばれているようです。
クジラの唄で代表されているのはザトウクジラやシロナガスクジラのようなヒゲクジラです。
通常10~40ヘルツ程度の声で唄うのですが、かつて52ヘルツという他と比べ遥かに高い周波数で唄うクジラが存在するという話題が注目を集めました。このクジラの存在は唄声のみで、実態を見た者はいないそうです。そしてこのクジラはおそらくこの周波数で鳴く世界で唯一の個体であり、その鳴き声は1980年代からさまざまな場所で検出されていて「世界でもっとも孤独なクジラ」とされるようです。周波数が違い過ぎて仲間には伝わらないとされているからです。
唄声は検出されているのに未確認のクジラ
広大な海でどんなに歌っても仲間には届かない
気持ちを伝えようとしても受け取ってもらえない
そんなところを人間社会に重ねて描かれた作品が『52ヘルツのクジラたち』のようです。
今日にでも本を買って読んでみようかな。
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