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こんにちは!

駒沢大学駅より徒歩およそ3分の場所にある就労移行支援事業所グディのAです。

 

毎年実家の母から貰い受けるレアな食べ物として「からし蓮根」というものがあります。

分かる人には分かると思いますが、熊本県で有名な郷土料理です。

熊本県のキャラクター

母の出身は熊本県で親戚から毎年決まって3つ4つ送られてくるそうで、熊本出身でありながら苦手な母がその内の1つを私に送ってくるのです。遠慮しようと必ず送ってきます。見た目は衣に包まれた蓮根ですが、その名の通り蓮根の穴にたっぷりとからしが詰まっているため、とにかく辛いのが特徴です。お酒を飲む人には好評だったりもするようなんですがね。。。

 

つまり、わたしも結構苦手です。

 

薄く切って、からしを取り除きながら、ちょびちょび食べてるときに思うのです。

「誰が、どうしてこんなもの作ったのだろうか。。。」

からし蓮根のイラスト

疑問を感じたら調べてみようの気持ちでググってみました。

時は江戸時代、病弱だった肥後の国(熊本)の細川家初代藩主忠利公を元気づけるために作られたことがきっかけだったようです。製造法も門外不出の秘伝とされていたことから、熊本でしか作れない一品となったようです。

 

さらに詳しく知りたい人はぜひ同じように調べてみてほしいです。

人に歴史ありとはありますが、食べ物にも歴史があることを改めて実感しました。

背景を知ったうえで食べた「からし蓮根の味」もやっぱり辛いけど、鼻を通り抜ける辛さに涙を浮かべながら、それまでとは一味違った歴史の味がしたような気がしました。

残った3分の一は、超細かくみじん切りにして挽肉と合わせハンバーグ状にして食べてみました。加熱したからなのか、からしの香りを残したまま辛みはなくなっていて食べやすかったです。本来の食べ方からすると邪道かもしれませんが、私だけの新しい歴史の味です。

 

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