本日、4月2日(月)、園芸プログラム『ハーバリウム』で新たな完成品が出来上がりました。
本日も蘭を中心にしたデザインを2人チームで製作して頂きました。
デザインする人と瓶に詰める人といった具合に役割分担での製作となります。
①デザインする人は、花材を選びハーバリウムのデザインを決める。
②デザインする人は、自分でデザインした花材を元にそのイメージを瓶に詰める人に伝える。
③瓶に詰める人は、花材を一つ一つ詰めて行く過程で、デザインした人にイメージにあっているか確認しながら作業を進める。
といった具合に製作して頂きました。
そして、出来上がった作品が下の2本です。
利用者DMさんと利用者OMさんチームの作品
上の写真は、蘭がある表側です。
今回、使用した蘭は、世田谷・就労移行支援事業所グディで生花の蘭をドライフラワーにしたものです。
左側の作品は、利用者DMさんが製作したものに対して利用者OMさんが、若干アレンジメント(デザイン変更)
のアドバイスをされました。
右側の作品は、利用者OMさんがデザインを担当され、利用者DMさんがそのイメージを確認しながら瓶に詰め
ました。
利用者DMさんと利用者OMさんチームの作品
上の写真は、蘭のない裏側です。
いかがでしょうか?表も裏も綺麗に仕上がっているのではないでしょうか?
製作者の利用者DMさんの感想
『青のバラや羽、蘭などを使ってOMさんとペアを組んで素敵な作品が出来ました。』とのこと。
ご満足されているようです。今回の写真左の作品は、他の利用者さんから『完成品の中で最も癒される
作品』との好評を得ています。
製作者の利用者OHさんとの会話
写真右の作品は、当初『「飛べない鳥」をイメージして製作しました。』とのことでした。
『OHさんにお渡ししたのは、青い羽。「幸福の青い鳥の羽」ですよ!』とお伝えすると、『最近、いろいろあった
ので・・・』とのお返事でした。
人生いろいろ、本当にいろんなことが、利用者さんの日常にはありすぎるとのだと思います。
しかし、私は思わず『どうしてですかぁ?飛んでくださいっ。鳥なんですから。』と返してしまいました。
考えてみれば、「幸福の青い鳥」なら飛んでいくことなく、ずっとそばにいる「飛べない鳥」の方がいいのかも
しれませんね。私の考えが、およばなかったかもしれません。
世田谷・就労移行支援事業所グディの園芸プログラムや『ハーバリウム』にご興味のある方は、ぜひ、ご一報
下さい。お待ちしております。文責/苔神女