世田谷・就労支援移行事業所グディの園芸プログラムをご紹介します。
本日は、ハロウィンをテーマに寄せ植えをして頂きました。
この日は、昼から利用者2名様の卒業祝賀会ということもあり、園芸プログラムも全員参加で盛り上がりました!
手順は次のとおりです。
①寄せ植えを製作するチームを2チームとします。
各チームは、リーダーと発表者を決めます。
②チームに属さない審査員を3名を選出します。
審査員は
『作品のデザイン性や完成度』
『チームワーク』
『プレゼンテーション(発表)の上手さ』
以上3つの観点から得点をつけます。
③各チームは、ハロウィンをテーマにテーブルに並べられた植物と小物を使用して寄せ植え作品のイメージ作りをします。
④イメージが決まったところで、リーダーがジャンケンし、勝った方から順番に一つずつ植物か小物を選んで行きます。
⑤選んだ植物と小物を使用して寄せ植え作品を製作して頂きます。
以下Aチームの作業風景です。
上記写真はAチームの作品です。
テーマは、『ハロウィンパーク』
利用者UJさんの感想
「おどろおどろしさがなくなり、テーマパークになりました(笑)!限定された物だけでセッティングして行く中で、バランスを考えているうちに卒業生のYEさん、HSさんへのプレゼントをイメージしていました。皆で作れたのが、楽しかったです。寄せ植えの技術は難しかったです。」
次はBチームの作業風景です。
上記写真は、Bチームの作品です。
テーマは、『ハロウィンパーティ』
利用者DMさんの感想
「ハロウィンのバンダナを敷いてハロウィンをアピールしました。トウガラシをメインにし、バランスを考えてグリーンを入れました。チームでアイデアを出し合い、協力しました。バランスのよい寄せ植えが出来たと思います。」
利用者審査員3名様の審査結果では、
「Bチームが勝利」に2票
「引き分け」が1票
結果としてBチームが勝利しました。
写真は、プレゼンテーション(発表)の状況です。
勝利したBチームの作品『ハロウィンパーティ』
寄せ植えの基礎である点にきちんと留意した作品だと思います。よく出来ています。
①主役の植物を決める。
(トウガラシをメインに決めています。)
②高低差を考えて植える。
(主役の後側に背の高い植物や小物を配置しています。)
また、小物(人形)を鉢の縁に座らせて立体感を出しています。とてもキュートですね。何だか楽しそう!
Aチームの作品。『ハロウィンパーク』
勝利したのはBチームでしたが、私と施設長の個人的評価では、Aチームの勝利です。
その理由としては、作品に「オリジナリティ」があり、型(原則)を超えて「冒険」しているからです。
プランターの側面にバンダナを配置し、リボンを植物に絡ませるなどダイナミックさを感じます!
実は、このような作品大好き!!素晴らしいです!
世田谷・就労移行支援事業所グディの利用者の皆さんにも、ぜひ、オリジナリティ(個性)とダイナミックさ(おおらかさ、大胆さ)を持って就活に励んで欲しいと思います。
この後、お昼から卒業生2名様の就職祝賀会になりましたが、いつもより一層、盛り上がりました!
世田谷・就労移行支援事業所グディでは、園芸をプログラムに取り上げています。
ブログをご覧になり興味のある人は、ぜひ、ご一報の上、見学にお越し下さい。お待ちしております。文責/苔神女