皆さんこんにちは、担当のIです。前回に続き、「接偶」について紹介いたします。今回は実際にお話しした内容を紹介したいと思います。第一回は6月6日に行いました。
利用者さんからいただいた感想としては、「勉強になった」、「必要な知識の再確認ができた」、といったありがたいお言葉をいただけました。私個人としても、改善すべき点、言葉遣いの勉強になり、とても良い経験になったと感じております。
勉強した内容の具体例として、まずは指示を受ける時のポイントについてお話しいたしました。
①返事をすること
②最後まで聞くこと
③メモを取ること
「返事」について、これは指示以外の雑談も同様で、返事をしなければ印象が悪くなります。当然職場でも必要になります。「最後まで聞くこと」について、話を遮らずに最後まで聞くことが大切です。途中でわかった気になる場合や、相手に言いたいことを言わせる気遣いにもつながります。もし難しい内容であれば、途中で時間をもらい整理させてもらいましょう。また、話す側としても、可能な限り簡潔に伝える必要もあります。「メモを取ること」について、受けた指示を忘れないよう、常にメモ帳を用意しておきましょう。忘れてしまう可能性、間違えてしまう可能性、何度も同じ質問をしてしまう可能性等、メモを取ることで最小限に防げます。
続いて指示を受ける時の意識について、積極的に動いて意欲を現すことを説明いたしました。積極的に仕事をすることで、信頼だけでなく、自分自身の実力を上げることもできます。仕事も早くなり信用される存在になれれば、沢山のメリットを思い浮かべることができると思います。しかし、仕事の依頼に対して不満を持つと、上司も依頼したくなくなり、信頼、実力共に向上が難しくなります。例外として仕事を断る場合も説明いたしました。
最後には5W1Hを意識して、私が出した指示のメモを実際に取ってもらいました。皆とても簡潔にメモを取ることができましたが、繰り返し行うことが大切ですので、難易度を徐々に上げて次回も実際にメモを取ってもらう予定です。
大まかではありますが、以上が接遇プログラムの概要です。これらは仕事以外にも、人とのコミュニケーション、友人との付き合いにも応用できますので、意識していただければと思います。次回は6月18日(木)に行う予定ですので、利用者の皆さんは是非ご参加ください。リモートでも配信いたします。