皆さんこんにちは。グディの東です。
最近、中学校の教科書に載っていた（私のエリアの話ですが・・）兼好法師の「徒然草」の一節を思い出すことが有ります。
高名ノ木登リトイヒシオノコ 人ヲオキテテ 高キ木ニ登セテ梢をキラセシニ・・
木登り名人が、手下に作業を命じて木登りさせた時の話です。
目のくらむような高いところにいた時は何も言わず、降りるときで「軒たけ」くらいになった時、初めて
「アヤマチチスナ、心シテ降リヨ」と声を掛けたというお話です。
いろいろな解釈があるようですが、東は、
「めどがついた時に一番危険がある」と考えています。「なんとかなった」と思うその瞬間にミスが起こると思うのです。人生で何度もこの過ちをした経験が有ります。
趣味の囲碁の話です。１時間くらいで勝負がつくのですが、最後の３分で逆転されることもよくあります。「もう勝った」と思う心にスキが発生するのでしょう。
就職の面接でも、最後の最後に「言わなくてもいいことを言ってしまい」印象を下げたという話もよく聞きます。「最後のツメ」までしっかり集中したいものですね。
将来ある皆さんの参考になれば幸いです。
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